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「広島県芦田川流域下水道芦田川浄化センター下水汚泥固形燃料化事業」の 運営開始について
2017-01-31
 日本メンテナスエンジニヤリング株式会社(代表取締役社長 岡原 貢、以下、当社)は、「新日鉄住金エンジニアリング株式会社」を代表企業とする共同事業体において、広島県から受注した「広島県芦田川流域下水道芦田川浄化センター下水汚泥固形燃料化事業」(以下、本事業)において、建設工事の完了に伴い、平成29年1月より運営を開始致しました。
 
 本事業は、広島県下で発生する下水汚泥を従来の焼却処理から、乾燥させ固形燃料化物(以下、ペレット)として資源化し、バイオマス燃料として有効利用するものです。本事業で採用された共同事業体の下水汚泥固形燃料化システム(以下、ジェイコンビ)は、汚泥の有機分ほぼ全てを回収することができる燃料変換率が高い造粒乾燥方式を用い、ペレット利用先での温室効果ガス削減も高いことに特長があります。また、芦田川浄化センター内で発生するカーボンニュートラルな消化ガスを燃料化システムの乾燥熱源として活用することにより、ペレット製造中の温室効果ガスも大幅に削減しています。
 
 運営にあたり、当社は共同事業体の構成員とともに本事業の維持管理・運営を行う特別目的会社「広島芦田川ジェイコンビシステム株式会社」を設立いたしました。運営期間は20年間を予定し、製造したペレットは石炭代替燃料等として混焼利用する計画です。
 
 当社は、本事業の受注により、下水汚泥燃料化事業(DBO方式)の受注実績は京都府に続き2件となります。
 
 本事業の運営期間において施設の能力を最大限に発揮し、省エネルギー・ライフサイクルコストの抑制に努め低炭素化社会の実現に貢献致します。
 
【施設外観】
 
共同事業体の構成員
代表企業 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 代表取締役社長 藤原 真一  本社 東京都
日本メンテナスエンジニヤリング株式会社    代表取締役社長 岡原 貢   本社 大阪府
株式会社水光エンジニア            代表取締役社長 溝口 奈留紀 本社 広島県
 
【事業の概要】
○ 事業所  : 広島県芦田川流域下水道芦田川浄化センター下水汚泥固形燃料化事業
○ 事業場所 : 広島県福山市箕沖町106番地 芦田川浄化センター内
○ 事業期間 : ①設計・施工  2014年10月4日から2016年12月31日
         ②運営      2017年1月1日から2037年3月31日(20年3ヶ月)
○ 事業方式 : DBO方式
○ 設備内容 : ①処理方式 造粒乾燥方式
         ②処理能力 脱水汚泥72wet-t/日
         ③処理量 脱水汚泥23,800wet-t /年(最大)
         ④ペレット生成量 4,570t/年(同上)
         ⑤CO2削減量 6,120t-CO2/年(同上)
 
                              【問い合わせ先】  
                                営業部Tel: 06-6355-3003
                               e-mail: eigyou@jme-net.co.jp
以 上
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